1960年神戸市生まれ。筑波大学生物学類卒。大学では環境科学(生態学)を専攻。写真家・ノンフィクション作家。出版社に勤務した時期もあったが、20代、30代にかけては先鋭的なクライミングとバックパッカーの旅にのめりこむ。アフリカ大陸を約4年間放浪旅行中に写真のもつ可能性に目覚めて写真家の道へ。これまでに訪れた国は約80か国。2001年に東京から大分県の国東半島へ移住。半農半写をモットーに無農薬で米や野菜を作る田舎暮らしを実践しながら、人間の暮らしと風土の関係性に立脚した写真作品を制作し続けている。現在進行中のプロジェクトに、「カラコルムの氷河」「日本人の心のルーツを求めて」「天孫降臨」「インダス川流域の仏教文化」など。家族4人で杵築市山香町在住。
★受賞歴
第9回さがみはら写真新人奨励賞、第25回林忠彦賞、第16回さがみはら写真賞、第1回江成常夫賞、第42回土門拳賞(2023年)、2023年度杵築市長賞詞受賞、第13回梅棹忠夫・山と探検文学賞(2024年)、2024年度大分合同新聞文化賞受賞
★主な著書
「アフリカ 豊饒と混沌の大陸(全2巻)」山と渓谷社、「UJAMAA」山と渓谷社、「循環と共存の森から 狩猟採集民ピグミーの知恵」新評論他多数
★各地での写真展多数